体脂肪大丈夫ですか? 標準体脂肪率についてけんこうコラム

標準体脂肪率について

厚生労働省によって行われた「国民健康・栄養調査のデータ(平成21年データ)」によると、体重の管理を心がけようと思っている人は、年々増加する傾向にあります。男女共に30歳代から体重管理に対する意識は強くなり、40歳代、50歳代、60歳代と更にその意識を持つ人は増える傾向にあります。

体重管理を実践しようと心がけていると回答した人 2004年と2007年との比較

体重の管理を心がけようと思っている人は、増加する傾向にあるにも拘わらず、男性の場合は年齢に関係なく、10年前よりも肥満者の割合が増えています。特に40~60歳代の男性の肥満者は30%を超えています。

一方、女性の場合は、30~60歳代での肥満者の割合は10年前よりも減っています。女性の方が男性よりも上手く体重をコントロールできているようです。

但し、年齢を重ねるごとに肥満者の割合が増加する傾向にあるという点においては、男女共にかわりがありませんので、食生活の管理や適度な運動、定期的な測定を持続していく必要はありそうです。

肥満とやせの状況の推移 10年の比較

体脂肪率の標準(成人)について

“厚生労働省「肥満ホームページ」によると、標準的な体脂肪率は、成人男子で15~19%、成人女子は25%前後です。”

厚生労働省「肥満ホームページ(肥満症を調べる検査)」より

少し前までは、体脂肪率を正確に測るために、かなり大がかりな装置が必要でしたが、最近では家庭でも簡単に体脂肪率を測ることができようになってきました。

体脂肪計は、従来の体重計とは異なり、「かくれ肥満」を見つけるのに役立ちます。

かくれ肥満とは、見かけは太っておらず、BMIも25未満にもかかわらず、体脂肪が多い人のことを指します。
かくれ肥満の人の多くは内臓脂肪型肥満だといわれています。 BMIが25未満であっても、内臓脂肪型肥満の場合は生活習慣病などになる確率がかなり高くなります。

かくれ肥満は、運動をせず、極端に食事を減らしたダイエットを行った場合に多いと言われています。このダイエットの場合、体脂肪だけでなく筋肉も一緒に減少してしまいます。また、一旦減少した体重が逆戻りした場合、筋肉は減少したまま、脂肪だけが増加してしまうため、 以前よりも体脂肪が増加してしまいます。

体脂肪を減らす際は無理なダイエットはぜず、長い期間をかけてゆっくりと減らしていくことが重要です。
日々の体脂肪率の変化を継続的に把握していれば、このようなリスクを回避することができますので、ご家庭での体脂肪率測定をお勧めさせていただきます。

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