運動量は足りてますか? 必要な活動量についてけんこうコラム

必要な活動量について

私たち日本人の平均エネルギー摂取量は、ここ10年、ほぼ横ばい状態で増えていません。それにも拘わらず、肥満の人は増加しています。これは運動不足の影響が大きいためだと推測されます。

ダイエットや肥満予防というと、運動よりも食事制限を連想しがちですが、運動もおなじくらい大切です。

必要な運動量については、厚生労働省が策定した「エクササイズガイド2013」を目安とすることをお勧めさせていただきます。このガイドラインは、安全で有効な運動を広く国民に普及することを目的として作られたものです。詳しくは「エクササイズガイド2013」をご参照ください。

エクササイズガイド2013」では身体活動の強さを示す「メッツ」、身体活動の量を示す「エクササイズ」という独自の単位を使用します。

【メッツ】
メッツとは、身体活動の強さを表す単位で、安静時の何倍に相当するかで表します。たとえば、座って安静にしている状態が1メッツ、普通歩行が3メッツに相当します。
【エクササイズ】
エクササイズとは、身体活動の量を表す単位で、身体活動の強さ(メッツ)に身体活動の実施時間(時)をかけたものです。より強い身体活動ほど、短い時間で1エクササイズとなります。
例えば、3メッツの身体活動を1時間行った場合は3メッツx1時間=3エクササイズとなります。

エクササイズガイド2013」では、1週間に23エクササイズ以上の「身体活動」を行い、そのうち4エクササイズ以上は活発な運動を行うことを推奨しています。

ここでいう、「身体活動」とは、安静にしている状態より多くのエネルギーを消費するすべての動きのことを指します。
また、「運動」は身体活動のうち、体力の維持・向上を目的として計画的に・意図的に実施するもの。「生活活動」は身体活動のうち、運動以外のものをいい、職業活動上のものを含みます。

主な身体活動の強さ「生活活動」

1メッツ 3メッツ 4メッツ
安静にする 普通歩行
車内の掃除
速歩
5メッツ 6メッツ 8メッツ
動物の世話(歩く/走る) スコップでの雪かき 階段を上がる

主な身体活動の強さ「運動」

1メッツ 3メッツ 4メッツ
- ボーリング
フリスビー
速歩
太極拳
5メッツ 6メッツ 8メッツ
野球
ソフトボール
ジャズダンス
バスケットボール
ランニング:134m/分

厚生労働省「エクササイズガイド2013 参考資料1 身体活動のエクササイズ数表」参考

1週間に23エクササイズの例(電車通勤をしているサラリーマンAさんの場合) 1週間に23エクササイズの例(家庭にいることが多い主婦Bさんの場合)

普段、あまり身体を動かしていない方は、いまのご自分の身体活動量に応じた目標を設定して、日々の生活の中で体を動かすことからはじめてみることをお勧めさせていただきます。

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